1.生涯学習指導者の資格(技能)認定の概要

   生涯学習指導者の資格(技能)認定を希望する者及び監修・認定した生涯学習講座を履修した受講生が、指導者の知識・技術を修得した証明のもと審査し、指導者としての適否を評価・判定する。

2.指導者

   指導者とは、生涯学習講座を履修し習得した知識及び技術等がJLL所定の資格(技能)審査基準に到達し、認定証を授与された者をいう。

3.生涯学習指導者の資格認定基本方針

   生涯学習指導者としての評価は、JLL所定の資格(技能)認定基準に基づき評価・判定をする。

4.指導者資格(技能)認定申請の手続き及び審査要領

  1.

監修・認定講座を履修し、資格(技能)認定を希望する者は、履修した証明と知識・技術の技能度評価証明を添付し、申請するものとする。

  2.

申請書に基づき、履修実績、技能度評価等を監修基準及び資格(技能)審査基準をもって審査し評価・判定を行い、資格(技能)基準に到達していると認めた場合は、認定証を発行する。

5.資格(技能)審査基準

  【狙い】
       教育項目、教育内容など監修基準に準拠した講座を履修し、理解した知識、修得した技術の技能度に関する評価を至当に判断して資格(技能)認定の可否を判断する。  
  1.

監修認定講座に定められている教育項目・内容を履修した。

  2.

定められた学習時間、学習日数を履修した。

  3.

指導した者は、指導者としての適格性(指導者としての資格保有など)がある。

  4.

講生に対する指導記録が整備されている。

  5.

受講生に対する知識理解度及び技術の修得度の評価が至当に実施され記録整備されている。

   6.

補修、補講、追試、再試をした場合の記録が整備されている。

  7.

1級、2級・・、初級、中級・・と技能度が区分されている場合は、前ランクの履修記録又は上級ランクの受験資格の可否が記録されている。

  8.

レポート提出の義務がある場合は、その記録及び評価記録が整備されている。

  9.

スクーリングの出席状況及び評価が記録されている。(通教の場合)

  10.

履修期間が経過した場合の対策が明確になっている。

6.試験結果による資格認定

   試験結果による資格認定は、試験問題監修結果を準拠して、受験場・試験管理、採点管理等を審査項目に追加し、評価判定する。

7.資格(技能)認定の更新について

  1.

生涯学習の世界では、知識、技術、教材及びデザイン等の改良改善が頻繁に行われ日進月歩の激しい分野と認識している。

従って、資格(技能)認定証を授与した指導者は、指導者として相応しい知識・技術等を維持向上することは、受講生に対する絶対的な要件であることから資格(技能)認定の更新を毎年行なう。

  2. 資格(技能)認定の更新は、夫々の資格(認定)者を管理している団体等単位で更新手続きを行なう。
  3. 更新手続き上の留意事項
    ア. 講座主催者は、資格(技能)取得者を対象として技量の維持向上に資する研修会の実施状況を検証する。
    イ. 更新申請者名簿と資格(技能)者登録名簿との整合性をはかり、更新手続きを行なう。
    ウ. 各団体が管理している認定者名簿の個人情報漏洩対策を確認する。

指導者資格認定に関する問い合わせ先:info@jll.or.jp